今日もどこかで
今日もどこかで・以前のリスト
京都美山」2023.12 F8

晦日は
大体の用事も済ませ、比較的時間の
余裕ができたので、最近行きたかった美山
に行こうと突然出かける事に。高速道路を
使って昼前に到着。駐車場はがらがら。
そりゃそうだ、こんな時に観光で来る人は
居ないのは当然。土産物屋も食事処も閉店。
先ずは村はずれから物色。大体のめぼしい
場所はわかっているので、それらしき物を
数点スケッチする。が、メインの作品は今
まで描いたとこ以外に。藁ぶき屋根が一部
分しかないけどここに決める。
ほぼ描き上げても時間があったので先ほど
のスケッチ場所に戻って色付け。結局大小
6点で本日終了。普段の倍。
帰りは高速渋滞にかからぬよう一般道路で
亀岡経由して池田からわが家へ。結局3時
間程で帰る事ができた。


続石ころ」2023.12 F6

前回の石ころをと、描きどころを物色した
けどなかなか思うようなところがなかった。
けど、奈良の東大寺の近くの原生林を思い
出した。午後突然の行動!
石ころが瓦礫になってしまったけどまっ、
いいか。
観光客から少し離れているので静かに描け
る。スケッチしだしたが、あまりの複雑さ
で、どこを描いてるのやらわけが分からな
くなる。おおまかに下塗りして本日終了。
先日の寒さがうそのよう。後日完成。
現地で完成が理想だが限られた時間の中で
は、色々物色したいのでスケッチと下塗り
で3点は描きたい。
石ころ」2023.12 F6

何でもない山道を描いてるうちにやたらと
目の前に石ころがころがってるのが
気に
った
右手の小川がすうっと奥に流れ道先
がもやってぼうっとしてるのが描きたかっ
たのだけれど。
いっそのこと石ころの部分をアップして描
くのもありかな?またの折にでも。
社家の町」2023.11 F4

京都地下鉄で北山駅下車。上賀茂神社方面
へぶらりと散策しながら神官の住む社家の
ある小川に。
川並の建物は数年前と変わってない。
一部の建物に住む気配もなく石垣がくずれ
小橋に雑草が生い茂り、京都の整然とした
街並みに異様を呈してる。
荒れはてた風景に惹かれ、絵にしたくなっ
た。
なぜか申し訳ない気持ち。
北野界隈」2023.09 F8

神戸北野へ久しぶりに出かけた。三宮駅
から北野坂を北へ。パールストリートと
交差するところにギリシャ風のファサー
ドのインテリアショップ?を以前描いた。
今はそこはきれいな何の変哲もないビル
に建て替わっていた。
シンプルで洗練されたガラス張りの建物
はモダンではあるが、効率ばかりを追い
求めるような気がしてならない。
洗練された街並みは絵にする興味など沸
かない。
懐かしいので再度掲載。

千里阪急ホテル」2023.08 F4

ご近所シリーズ、千里阪急ホテルの裏庭。
昨今のホテルにもかかわらず、シャープ
なガラスに覆われた建築が多い中、半世
紀前造られたこのホテルはいかにも手で
作った温かみを感じる。壁の塗り方、味
わいのあるタイル。倉敷アイビーホテル、
倉敷国際ホテルと同じ設計者。
裏庭のこじんまりとした雰囲気に癒され
る。

鯖街道」2023.06 F4

某日、急に朽木村の絵を描きたくなり、
滋賀在中のK君にアポイントをとり、堅田
で落ちあう。
朽木村に詳しい彼の案内で数か所訪れる。
最後に描いた町居集落の絵を掲載。
屋根は藁屋根でなくトタン葺きだが物静
かな風情に惹かれた。
安曇川周辺は描きどころ満載で飽きない。

人物」2023.06 P10

月1回の定期人物画教室。モデルさんの
今日のコスチュームは夏らしい涼しげな
プリントのロングスカートとノースリー
ブな上着。
座ポーズの注文は昔のエマニエル夫人風
で、足を組んで。
正面から描けばいいけど全員は無理。で
、斜めのポジションから描いた。エマニ
エルのイメージは全くなし。
人物画は奥が深い。頭と胴体、手足。
いたってシンプル。細部のバランスが狂
うとどうにもならない。そして表現力。
あ〜あ!今日も溜息。

尻無川」2023.04 F6

JR大正駅下車、尻無川右岸へ大阪港方面に
歩く。川沿いに木造の倉庫が並んでいる。
中の荷物は瓦。このあたりは淡路で焼かれ
た特産の瓦を大阪へと船で運び、集められ
各地へと出荷される。
今は建物の屋根に瓦をふく家が少なくなり、
商売も当時の面影は薄れている。
空地にも柵で入れず、整備もされて絵を描
くのは不可能に近い。
どなたか倉庫作業中の方に出会い、お願い
して描かしていただければラッキー。


駒ヶ谷ブドウ棚」2023.03 P10
近鉄南大阪線「駒ヶ谷」下車。ブドウ産地
で有名。画会の仲間たちと河内ワイン館へ。
道中の路地に古いお屋敷がいくつかあり絵
にしたり、私は小高い小山のブドウ棚を描
くことに。
ブドウは枯れ木のままで葉は全然茂ってお
らず、屋根にはビニールが覆っており、絵
にはならないので外し、やや抽象的に描い
た。
最近、透明水彩画にマンネリ感があり、油
彩や少しガッシュなんかを使ったりしてい
る。
積川の住宅」2023.02 F6
つがわと読む。南海本線岸和田駅からバス
で積川神社前で下車。前の道一本裏に風格
のある白壁の住宅がひっそりと佇んでいる。
車がやっと通れる狭い道にきれいな疎水が
流れ、蔵群の建物を映えさせている。
道の奥に古い酒造がありレンガ造の煙突等
があったようだが今は廃業したのか空地に
なっている。
地元の画家さんたちの知る人ぞ知る、隠れ
た人気スポット。
「モデル・美和さん」2023.02 F8油彩
当教室の人物画モデルでお願いしている美和
さん。本業はインデーズ劇団の女優さん。
他の絵画教室からお呼びのかかる人気モデル。
今回の衣装はベリーダンスもされている時の
もの。この衣装が気にいったのでまたお願い
した。休憩時にほっとした顔が印象に残った
ので特に油彩にしたく思った。
「浄瑠璃寺」2022.11 F8
木津川市にある有名な寺。庭園は極楽浄土を
表現している。国宝の本堂には九体阿弥陀仏
、薬師如来をまつっている。
建物がかなり横長なので全体を描こうとすれ
ば画面の上下がかなり広くなり後ろの樹木や
手前の池を表現しなければならず、肝心の本
堂の表現が弱くなる。そこで思い切って建物
の半分と紅葉で覆うように縦構図にした。

浄瑠璃寺から畑道を少し北方向に歩けば岩船
寺に出る。三重の塔が美しく絵になる。また
の機会に。